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側わん症
2013 / 02 / 18 ( Mon )
 子供達が通う小学校でも、休み明けの今日は、インフルエンザで休む子がすごく増え、末っ子と同学年の別のクラスは8名しか登校していなかったようで、明日から2日間、学級閉鎖になるそうです
みなさんも、インフルエンザにかからないように手洗い・うがいを行い、体調管理には十分気を付けて下さい。
 
 さて、話が変わりますが、先週の金曜日に娘達が通う小学校の学校保健委員会があり、側わん症について講師として話をしました。
小学校の行事(特に相撲大会)を観ると職業柄、どうしても子供達の姿勢などに目がいってしまい、背骨が側わんしている子が数名いることに気付いてしまいました。

 成長期の子供の脊柱(背骨)が、急にわん曲が進んでしまう側わん症を「特発性側わん症」と呼びます。
原因は、骨盤の歪みなども考えられますが、一番多い原因は、枕が合わないことと寝ている姿勢が悪い事による首の歪みからの側わんが多いように感じております。
枕をせずに寝ている子供も多いと思いますが、枕をしないで横向きで寝ると首が曲がって寝ていることになります。特にうつ伏せ寝が一番悪く、当院に来院する側わんのひどい子は、うつ伏せ寝をしているケースが非常に多いです。
うつ伏せ寝をする時は、必ず、首を捻り顔を横向きにして寝ますよね。 この状態だと首の骨(頸椎)は、回旋(ねじれている)していますが、長時間、この様な寝方をすると片方の首の筋肉がかなり萎縮します。こうなってしまうと反対向きに捻るのが辛くて、一時的に向きを変えても、また、すぐに同じ側を向いて寝てしまうので側わんがひどくなるのです。もし、子供がうつ伏せ寝をしていたら、その子に合う枕を作ってあげて、うつ伏せ寝をしないように注意しましょう。

 子供は寝相が悪くて当たり前と思っている方も多いと思いますが、枕が合わないと寝づらくて頻繁に寝返りが増えてしまい、朝、起きたらトンでもない向きに寝てしまっているんですね。
 小さな子供達の頭・体に合う枕は、なかなか市販で販売されていません。そこで、バスタオルなどを使って代用枕を作ってあげましょう。作るポイントとしては、左右にスムーズに寝返りをうつことができ、かつ、横向きに寝た時に顔と体がまっすぐになるようにする事です。
P1030030_convert_20130218165755.jpg
上の写真のように四つ折りしたバスタオルを3・4枚重ねて寝ると幅があり、多少寝返りをうっても大丈夫だと思います。タオル一枚の厚さの違いでも、体感では全く違ってくるので、実際に寝てもらい、子供に聞きながら調整しましょう

 どのような症状の方でも、原因となっている事を見つけ出してあげて、悪い生活習慣を改善しないと根本的な解決になりません。成長期の子供たちが、側わん症などにならないように生活習慣に十分気をつけて見守ってあげて下さい。
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